窓の遮熱対策で一番お勧めしている方法です。
窓の外側に、雨戸やシャッターを取り付けて日よけをします。
窓の外側での遮熱対策が、オススメの理由
1. 遮熱が必要な夏場にだけ利用できる
雨戸などの外側に取付ける商品は、必要のないときに収納できます。
つまり、日差しの強い夏場にだけ遮熱対策をすることができます。
夏の日中は、通風シャッター、通風雨戸で、日差しをカットします。
それ以外の季節は、戸袋に閉まって、日差しを存分に取り込めます。
こういったことは、遮熱ガラスや遮熱用フィルムではできません。
なので、冬場に日差しが入る窓には、
遮熱ガラスへの入替え工事、
内窓のガラスで遮熱をする方法はオススメしていません。
2. 防犯効果も高まる
雨戸やシャッターをわざわざ壊してまで、屋内に侵入する数は、
ガラスを壊して入る数よりも多くはないようです。
雨戸やシャッターを取りつけることで、目視効果が働き、
侵入の抑止力が働きます。
窓の外側での遮熱対策で、オススメの商品
今あるガラス戸の外側につける商品になります。
窓の外側で、冬には取っ払える製品が一番オススメです。
1. ゴーヤカーテン
日差しを遮ってほしい夏の時期には葉をつけ、秋口には枯れてしまい、初心者でもわりかし簡単に手入れができるのも利点です。
欠点としては、昨年はうまくいったけど、今年はうまくいかなかったということが起こります。育て方で左右されるため、通風雨戸のような確実さがないところでしょうか。
2. すだれ
お値段が安く、どこでも手に入り、ゴーヤのように手入れの必要もありません。
悪い面をあげれば、取り付け片付けが面倒、収納がかさばる、通るとき少し服が汚れるなどがあります。
3. 通風タイプのシャッター
ゴーヤやすだれと違いお値段は高価です。窓工房では、主に次の3種類を扱っています。
・電動タイプ
・手動タイプ
・手動横引きタイプ
電動タイプであれば、必要な時は、ボタン1つで陽射しを遮ることができます。
不要な時は、ボタン1つでシャッターをボックスに収納できます。
老後のことを考えて、定年退職した時に、シャッターを設置する方が結構多いです。
4. 通風タイプの雨戸(エコ雨戸)
電動シャッターと比べれば、お値段も割安です。費用対効果で一番お勧めできる方法です。今ある雨戸パネルを風の通るエコパネルに交換するだけです。雨戸を締めて鍵をかけた状態で風を取り込めます。
防犯効果を高めた状態で、外の夜風を自由に取り込むことができます。冬の時期に必要がなければ、戸袋に収納しておくことができます。工事自体も短時間で済みます。
ケースごとに、窓の外側での遮熱対策を提案
1. 遮熱を検討中の窓に、雨戸がある場合
今の窓に雨戸があれば、雨戸パネルだけを
通風タイプの雨戸パネルに交換するだけです。
施工も簡単に済みます。
他にも、雨戸枠を取り除くか加工するかして、
電動通風シャッターを選ぶ方もいらしゃいます。
頻繁にシャッターを出し入れせず、
羽根の開閉だけで一日を済ませる場合は、
手動タイプの通風シャッターを選ぶ方もいます。
2. 遮熱を検討中の窓に、シャッターがある場合
シャッターがあれば、原則枠ごとの交換になります。
シャッターの可動部分のパネルだけ、通風タイプに交換できれば楽です。
ですが、技術的にまだ難しい状態です。
そのため、シャッターを一部取り外し、
通風シャッターを設置する機会が多いです。
少々大がかりな工事になります。
3. 遮熱を検討中の窓に、雨戸もシャッターもない場合
雨戸がない窓でしたら、いろいろなタイプの通風商品を検討できます。
例えば、新たに雨戸枠を取り付ければエコ雨戸を設置できます。
同じように、通風シャッターも設置できます。
4. 遮熱対策にお金をかけたくない場合
ゴーヤカーテン、すだれの利用をオススメしています。
5. 防犯効果もできるだけ高めたい場合
遮熱対策と共に、防犯効果もできるだけ高めたい場合は、
左右に動かす横引きの通風シャッターである
グローバル電子製のこもれびをお勧めしています。
こもれびは、骨組みがとても丈夫にできています。
万が一、シャッターを破壊して屋内に侵入しようとなった場合、
防犯上、とても効力を発揮してくれます。
窓の外側で遮熱対策をするデメリットは?
・シャッターの場合、窓の上部に収納ボックスの設置が必須
・エコ雨戸の場合、窓の左右に戸袋の設置が必須
・網戸枠にエコ引違い雨戸を設置した場合、常に半分がふさがる
具体的な遮熱商品は、
窓の日よけ・遮熱対策にお勧めの雨戸
窓の日よけ・遮熱対策にお勧めのシャッター
をそれぞれご覧ください。