安心錠ならサムターンの取り外しができます。
家研販売製の安心錠
東京都青梅市のTさまより、ご依頼いただきました。
玄関ドアの鍵を家研販売製の安心錠に交換します。
安心錠は、鍵穴壊し、カム送り、サムターン回し、こじ破りなどの泥棒の侵入手口に対して、大きな威力を発揮します。
鍵は室内側からならつまみをひねれば、すぐに開けられてしまいます。この安心錠は、そのつまみになるサムターンの部分を取り外せる優れものです。
それでは、手順を施行写真つきで詳しく解説していきます。
担当店舗 | 窓工房 本店 |
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施工地域 | 東京都 青梅市 T邸 |
施工時間 | 40分 |
内容 | 玄関の鍵を家研販売製の安心錠に交換。 |
施工手順
1. 取り付ける位置を決めます。
標準的な取り付ける位置は確かにありますが、お客様によってはこの位の高さが使いやすいというのもあるかと思います。
最終的な取り付け位置は、お客様と相談した上で決定します。
2. 鉄板を仮止めします。
鉄板を仮止めしないでも穴の位置を決められる台紙があるのですが、今回は正確をきすため、1度鉄板を仮止めしました。
3. 穴の位置を決めます。
仮止めした鉄板の穴を利用して、φ6㎜程度の穴を実際に作ります。手順1の内容を書いてください。
4. 鉄板を外し穴を開けます。
φ28㎜のホールソーを使い、図のように貫通させます。
一番気を使うところですね。
5. φ28mmの穴を貫通させます。
左図のようにφ28㎜の穴を開けます。
6. 再び鉄板を取り付けます。
鉄板を正確に再度止めます。
本締めです。
7. 安心錠を取り付けます。
室外側にシリンダーを取り付け、それから室内側には安心錠本体をはめ込み、ビスで止めます。 ビスは一度止めたら外せないバカネジを採用しておりますので、再度確認の上、ビス止めします。
8. 安心錠の本体取り付け完了です。
室内側から見た図です。
9. 室内側のシリンダーになります。
室外側からみた図です。
10. ドアの真横から撮影した写真です。
左側が室内側で、右側が室外側にあたります。
11. 鍵の受け部分(ストライク)の取り付けをします。
これがなかなかやっかいです。
今回もそうでしたが、ストライク(鍵の受け部分)を取り付けるスペースが狭くなかなか苦労してしまいました。
こういう小さな作業がとても大切なんですよね。
12. 安心錠の取り付け後の写真
室内側
室外側
13. 安心錠のサムターンの写真
サムターンを付けた状態
サムターンを外した状態