エコアマドは、「スラット雨戸」とも呼ばれています。
下側の鍵を調整する様子
東京都八王子市にお住まいのTさまより、ご依頼いただきました。
既存の雨戸パネルを不二サッシ製のエコアマドに入れ替えます。
エコアマドは、通風タイプの雨戸になります。別名をスラット雨戸とも言います。
季節通して販売施工されている人気の製品です。特に夏のお盆前に問合せが多くなりますね。
それでは、手順を施行写真つきで詳しく説明していきます。
施工例のはじまりはじまりで~す。
担当店舗 | 窓工房 本店 |
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施工地域 | 東京都 八王子市 T邸 |
施工時間 | 1時間半/1窓あたり |
内容 | 雨戸パネルを不二サッシ製のエコアマドに交換。色はブロンズ色。 |
施工手順
1. 現在の雨戸の状態です。
この雨戸パネルをエコ雨戸に交換します。
雨戸パネルが3枚あります。この3枚をすべて新しいエコアマドに入替えるというわけです。
2. 梱包材からエコアマドの部材を取り出します。
エコアマドの取り付け作業開始です。
販売当初は、エコアマドに取り付ける鍵などの部品を全て取り付けて持参していました。
今では、運送中にキズなど付く事を防ぐために、すべてお客様のご自宅で組み立てています。
部品を保護するためにの梱包材をばらしていきます。
3. エコアマドの下部の鍵をセットします。
エコアマドの下部に取り付ける鍵をセットします。
鍵の位置は、後ほど細かく調整します。
まずはだいたいの位置に固定させます。
4. エコアマドに戸車をセットします。
現在取り付けられている雨戸と同じタイプの戸車をエコアマドにセットします。
雨戸レールの中央に数ミリの溝がある場合は、そのサイズ用の戸車を前もって用意しておきます。
3通りの戸車で対応しています。
5. エコアマドの上部の鍵をセットします。
エコアマドの上部の鍵をセットします。
6. 現在の雨戸パネルを取り外します。
今現在使用している雨戸パネルを取り外します。
7. エコアマドの上部の高さを調整します。
エコアマドの上部の高さを調整します。
エコアマドは完全なオーダーメード商品ではありません。
1826~1836mmの高さの雨戸には、このサイズのエコアマドというように、10mm~20mmごとに分けられています。
現場でさらに細かくミリ単位の調整をしてセットします。
8. エコアマドのパネルをセットします。
いよいよエコアマドのパネルを入れ込みます。
9. 再び高さの調整をします。
外側からだけではなく、室内側にも同じように調整金具があります。
ここもしっかり調整して、固定します。
10. エコアマドの下部の鍵穴を開けます。
エコアマドの下部に取り付けられている鍵にかみ合う穴をドリルで開けます。
新しく取り付けたエコアマドから鍵穴の位置を割り出すので、ここは少々気を使う工程になります。
11. エコアマドの鍵がかかるか確認します。
エコアマドの鍵がよく掛かるか、何度も確認しながら作業を進めていきます。
ドリルで鍵穴の溝幅を少し広げ、エコアマドを閉めて鍵を掛けてみる。
この作業の繰り返しになります。
12. エコアマドの上部の鍵穴を開けます。
エコアマドの上部の鍵穴を開けます。
この上部の鍵が最も時間を要する工程になります。
あっさり取り付けられることもあれば、そうでない場合もあります。
そんな感じで時間がかかってしまうのです。
13. エコアマドの建て付け調整をします。
エコアマドの建て付け調整を行います。
雨戸を完全に閉めたとき、隙間が出来ないようにします。
戸車の高さを調整することによって雨戸の傾きを正します。
エコアマドを戸袋にしまうときに、雨戸レールのどこかの淵にぶつかってしまうらしくスムーズに開閉できませんでした。
スムーズに動くようにするのに、手間がかかってしまいました。
せっかく新しいエコアマドに入替えるわけですから、その時にできる限りスムーズに開閉できるようにします。
14. エコアマドの取り付け完成です。
エコアマドの取り付け完成です。
向かって左側が羽根を完全に閉めた状態、右側が開けた状態になります。
15. エコアマドの施工を終えて・・・
不二サッシ製のエコアマドは夏の人気商品です。
スムーズに取り付けられる場合もあればそうでない場合もあります。
1窓あたり1時間以上はかかるので、意外に施工時間がかかります。
また長年使用していますと、ゴミなどが詰まってエコアマドの羽根の動きが少しずつ重くなってくることもございます。
少しでも重いように感じられる場合は、お気軽に窓工房までお電話下さい。
窓工房のお客様へはもちろん無料で対応させて頂いております。