幅の狭い浴室の窓に内窓を設置します。
今回は幅の狭い浴室の窓に内窓を設置していきます。
十分な幅があれば補強用のアルミ板を設置するのですが、幅が狭かったり、既存のサッシの形によっては補強用のアルミ板を設置できない場合があります。
もちろん、そういった場合でも問題なく内窓は設置できますので、その手順と流れを紹介していきます。
今回の物件では元々、ブラインドがついていたのですが、ブラインドは内窓の手前に移設することで、今まで通りお使いいただくことができました!
施工地域 | 東京都 国分寺市 |
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施工時間 | 30分~1時間 |
内容 | プラマードU(浴室仕様)を幅の狭い浴室の窓に設置します。 |
施工手順
1. 枠にコーキングを塗っていく
浴室仕様の施工の際は、基本的に、ビスで固定せず、防カビのコーキング(防水材)と裏面についている強力な防水接着剤を使って枠を設置していきます。
これにより、ビスを打った時に出来る隙間から水が入り込んで、中の木が腐食してしまう事を防ぐことができます。
2. 左右枠の設置
まず最初に、左右の縦枠を取り付けていきます。
縦枠が取り付けられるとこんな形になります。
3. 下枠の取り付け
左右の縦枠の取り付けが終わったら、今度は、上下の枠も取り付けていきます。
上下の枠も同じようにコーキングで取り付けていきます。
4. 上枠の取り付け
上枠も同様にコーキングで取り付けていきます。
5. 四方枠の完成
四方の枠の取り付けが終わった後の写真になります。
四方の枠の設置が終わったら、本体(障子)を入れ、立て付けが悪くないかどうか、端に光漏れや隙間がないかどうか、鍵はきちんとかかるかどうか、本体(障子)は重たくないかどうか等、細かな確認や調整を行って完成になります。
6. 完成!
完成後はこんな形になります。
今回は中にスペーシアが入っていますが、ペアガラスが入ることもあります。
完成後はコーキングが完全に固まるまで、半日程度かかるので、その間はご使用いただけないのですが、完全に固まってしまえば、浴室にビスを打たなくても、十分な強度が出ます。
ちなみに、ブラインドやロールカーテン等がついている場合でも、極端に既存の窓の幅が狭くなければ、今回のように内窓の手前に移設して今まで通りお使いいただくことができます!