YKKAP製プラマードUを木枠の幅が狭いルーバー窓に設置します。
今回は、奥がルーバーの窓になっている場所に内窓を設置していきます。
既存のサッシの木枠につけてしまうと、ルーバーのハンドルに当たってしまうので、25㎜手前に出すことによってルーバーのハンドルの操作も出来る状態で内窓を設置することが出来ます。
施工地域 | 東京都 府中市 k邸 |
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施工時間 | 一時間 |
内容 | 既存のルーバー窓にプラマード(25ふかし)をつけていきます。 |
プラマードU(25ふかし)の施工手順
1. ふかし枠(土台)左右の設置
プラマード(25ふかし)は、まず、ふかし枠の土台を既存のサッシの左右の木枠に設置するところからスタートします。
今回は、おおよそ2センチちょっとの幅が足りませんでしたので、25mm出っ張らせる部材を設置することになります。
既存のサッシの木枠に、L字型のアルミ製のアングルを固定していきます。
2. ふかし枠(土台)上下の設置
左右のアングルの固定が終わると、次は上下のアングルの固定の作業です。
一見簡単そうに見えますが、左右均等かつ水平に取り付けなければならないため、とても重要かつ繊細な作業です。
3. ふかし枠(カバー)の設置
上下左右のアングルの設置が終わりましたら、アルミアングルに4本カバー枠をはめていきます。
4. ふかし枠(ジョイント)の設置
最後に四隅の角に、ふかし枠のジョイントを取り付けていきます。
旭硝子製まどまどのふかし枠とは施工方法が異なります。一辺ごとに打ち込みしていくのがプラマードのふかし枠の特徴です。
5. プラマードのふかし枠の完成です
写真では分かにくいかもしれませんが、これで四隅にでっぱり材(ふかし枠)が設置されました。
あとは、通常通りにプラマードの枠を取付けていきます。
6. 左右枠の設置
完成したふかし枠に、左右の枠を設置していきます。
7. 上下枠の設置
左右の枠の設置が終わったら、上下枠を設置していきます。
これでプラマードの枠はすべて完成です。
8. プラマード(障子)の建て込み
プラマード(障子)を完成した枠に建て込んでいきます。
建て込みが終わったら、細かい調整(動作は重くないか、カギのかかりは悪くないかどうか、建て付けは悪くないかどうか等)、ガラス面の掃除を行って完成となります。
9. 完成!
完成がこんな形になります。
手前に25㎜ふかしたため、今まで通り既存の窓をお使いいただける状態のまま内窓を設置することが出来ました。
今回のようなルーバー窓や既存のサッシの木枠が狭い場合でも、ふかし枠を使うことによって、内窓を設置できる場合があります。