元々は上にランマもあったのですが、今回はランマの部分もまとめて縦に障子が入るように施工を行いました。
その工程を写真つきで詳しくご紹介します。
施工地域 | 東京都 三鷹市 T邸 |
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施工時間 | 一日(7~8時間) |
内容 | 築30年以上が経った掃き出し窓のカバー工法によるリフォーム。 |
施工手順
1. 障子取り外し
まずは古くなってしまった元々の障子を取り外していきます。
完成後の写真から見比べると、まだこの時点ではランマが付いています。
2. ランマの切断
今回はランマの部分もまとめて縦に障子が入るようにするので、ランマの真ん中の枠を切断していきます。
ランマの切断が終わったら、新しく既存のレール部分に被せる枠を組み立てていきます。
4. 土台の取り付け
枠の組み立てが終わったら、既存のレールに土台となる角パイプを打ちつけていきます。
この工程を行わないと、新しい枠をかぶせた時にがたがたしたり、水平が取れなくなったりしてしまいます。
5. 枠の取り付け
組み立てた枠を前の工程で作った土台の部分に被せていきます。
この時、下のレールが水平になっているか必ず確認します。
6. 枠の固定
上下左右の水平垂直がとれたら、枠をビスで固定していきます。
7. 障子の建て込み
枠が固定できたら、障子を建て込んでいきます。
建て込んだら改めて水平垂直になっているかどうかを確認します。
8. 木の取り付け(室内側)
新しい枠と既存の枠の境目が見えないように、室内側上下左右に壁と同じ色の木を設置していきます。
9. コーキング処理(室外側)
室外側の新しい枠と既存の枠の境目には、コーキング(防水材)処理を施していきます。
10. 完成
これで完成となります。
カバー工法は既存の枠に新しい枠を被せる為、一回り障子が小さくなってしまうのですが、レールごと新しい物に変わるので、今までの不具合や立てつけの悪さ等が一度に解決できます。