窓ごと交換する方法について
ガラスだけではなくて、窓ごと全て交換する方法です。
窓ごと全て一新されるので大変喜ばれますが、
交換には手間暇がかかります。
窓交換の仕方は、大まかに分けると2つの方法があります。
・窓の枠ごとそっくり入れ替える方法
・今ある窓枠の上に新たに窓を取付ける方法 (こちらはカバー工法と呼ばれています)
この2種類に分かれますが、
マンションなどのRC構造の建物は、さすがにコンクリートを壊して(はつって)までして入れ替えることは厳しいので、2番目のカバー工法で行います。
木造住宅は、様々な方法で対応しています。 窓が木でできている窓などは、比較的短時間に窓を新しいものに入れ替えできます。
雨戸のある窓ですと、一般的なカバー工法では対応できないことが多いのですが、YKKAPで発売されているスマートカバー工法ですと、雨戸レールまで出っ張らないので、対応できるケースが多いです。
ここでは、窓ごと交換する方法についてご説明したいと思います。
大工さんを入れてそっくり交換(窓ごと交換する)
窓ごとそっくり交換する方法です。 窓の枠が外壁にめり込んでいることがほとんどです。 そのため窓枠を取り外すために、外壁を一部切り取る(壊す)必要がでてきます。 大工さんだけでなく、補修するための左官屋さん、塗装屋さん、場合によってはタイル屋さんも加わるという大工事になることもあります。
内付サッシを使う(窓ごと交換する)
同じ窓を交換するにしても、昭和30年代かそれ以前の建物の木製の窓なら、比較的簡単に入替え工事ができます。 大工工事を必要としませんので、窓屋だけで工事が完結できます。
窓ごと交換する方法(RC構造の建物を削り取って壊す)
ほとんど採用しない施工方法ですが、ここで少し触れておきたいと思います。 コンクリートで建てられた外壁は、モルタルでできた壁のように簡単に加工できません。 まさにコンクリートを壊して古い窓を取り外すという大がかりな工事になります。
カバー工法にて
今ある窓枠の上に新しい窓を被せる方法。カバー工法と言われています。 窓枠を取り外す行為がものすごく大変になるので、ここの窓枠だけは残し、古い窓枠の上にかぶせてしまおうというやり方です。
いい面は、窓ごとそっくり交換するよりも楽ですので、比較的短時間に窓交換ができてしまいます。 悪い面でいいますと、窓の開口が若干狭くなってしまうこと。 そして掃出し窓は段差がでてしまうことがあげられます。 (他の業者さんもそうだと思いますが)私たち窓工房では、できるだけ段差が少なく済む様、特に下部レールの加工には工夫を凝らしています。 写真は、カバー工法で窓交換したものです。ここまでフラットにできれば最高です。
カバー工法で入替えた窓の写真(右)をご覧ください。 この写真でお分かり頂けますでしょうか。写真のように、今まであった窓枠の上に新しく窓を被せています。
カバー工法にて(スマートカバー工法)
新しく入れ替える窓サッシを樹脂製で気密性のいいものにしたいのであれば、窓工房ではYKKAPで発売されているスマートカバー工法でご提案しています。 のものにカバー工法での難点は、新しい窓と古い窓の境目をいかに塞ぐか明したふかし枠を必要としなければ。