テレビ東京にて、窓工房のテレビCMが放映されます。
地上波テレビにCMが流れます。
子供の時はよく遊び、よくテレビを見ました。
友達との話題も、昨日見たテレビのことが多かったです。
当時はYouTubeもなく、DVDすらありません。VHSはあったとはいえ、レンタルビデオ店でさえ、歩いていけるところにはありません。
だから、テレビはとても大きな存在でした。第二の友達というのは大げさですが、当時の自分にとっては一番大事な家電製品であったことは間違いありません。
そんなテレビに、我が社 窓工房もテレビコマーシャルを流すことになりました。
打ち合わせから撮影場所の決定まで
CMを放映するためには、製作を進めなければなりません。
何度かテレビ局に足を運び、打ち合わせ。テレビ局担当者やCM製作者(ディレクター)の方に、窓工房事務所にもお越し頂き打ち合わせを重ねていきました。
CM撮影場所の候補も、何箇所か上がり、それぞれを見学をして頂きます。
最終的には、窓工房が所有する埼玉県日高市の物件に決定しました。庭の広い一軒家の物件です。
心配だった当日の天気
撮影当日、何より心配していたのが、天気!これだけは誰にも変えられません。
出演された女優さんのスケジュール、制作会社、当社の都合により、天気が良くなくてもこの日を使って、撮影を完成させなければならない状況でした。
その週はずっと雨だったにも関わらず、幸いにも天気に恵まれて、とても良い撮影日和となりました。
総勢20名ほどのメンバーが集結
当日は、朝5時半から撮影クルーに入って頂き、総勢20名ほどのメンバーで一つの作品を作ることになりました。
たった15秒。楽に息を止めていられる短い時間の作品。それを作るためだけに、これだけの人数とこれだけの時間、見たことのないような機材がいくつも投入されていきます。
目の前には、まるでテーマパークのような光景が広がっていました。
延長できない現場での緊張感
私には撮影現場は戦場のように感じられました。
それを見ていると、ふと私たち窓屋の現場と重なっていきます。
窓屋の現場も時に、戦場になるのです。
特に冬場です。つるべ落としの言葉通り、日が短く急速に暗くなっていきます。延長ができない現場で、限られた時間の枠内で、施工を完了させなければなりません。
CM撮影の現場で広がっている景色にも、我々の現場と同じような緊張感が漂っていたのです。
太陽の位置も、風向きも強さも、刻一刻と変わっていきます。
見ていて特に大変そうだったのは、光のコントロールです。光のコントロールを担当されているボスを「光の魔術師」と勝手に呼ばせて頂くほどでした。
ディレクター、カメラマン、光の魔術師、アシスタント、ヘアメイクさん。みんなが一体となって一つの作品作りを進めています。
そこには適度な硬さの空気感が漂っています。
午後からは畳の部屋での撮影
その後は、畳の部屋での撮影です。
畳の部屋で使用した琉球畳も、前日ギリギリの入荷になりました。
撮影に間に合わせてくれた畳の石川さん ありがとうございました。
女優さんたちが帰られたあとも、撮影は続きます。
撮影が終了したのは、夕方4時頃でした。
1つの作品をみんなで協力して作り上げる同士
一つの作品をみんなで協力して作り上げていくプロセスは、我々の現場と全く同じだと、実感しました。
CMという作品作りをして下さったオブザアイさん、ありがとうございました。
同じ太陽の下で、お互いに、日々これからも作品作りに邁進していきましょう。
これからも我々は窓にこだわりをもって商いをしていきます。
2023年 今年度もテレビCMの放映します
2022年のテレビコマーシャルは、想像以上の反響があり、売上も過去最高となりました。例年だとお盆を過ぎると問い合わせも穏やかになるのですが、この年は9月も忙しく、ありがたい悲鳴でした。
今年も、6月を中心に放映します。 少し内容を変えています。
窓工房 代表 海野昌人
Special Thanks.
畳の石川 → http://www.tatami-i.com/
オブザアイ → http://obserai.co.jp/