安心錠はピッキング対策、サムターン回し対策も万全です。
玄関ドアに安心錠の取り付け
東京都羽村市のOさまよりご依頼いただきました。補助錠の取り付けです。
玄関入り口に補助錠を取り付けました。
使用したのは、家研販売製の安心錠になります。
安心錠は、ピッキング対策はもちろんのこと、一時期はやったサムターン回しによる手口の対策も万全な鍵です。
補助錠としては防犯効果がかなり期待できる製品です。
値段は少々かかります。その分、お勧めの鍵です。
手順を施行写真つきで解説していきます。それでは、施工例のご紹介はじまり、はじまりで~す!
担当店舗 | 窓工房 本店 |
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施工地域 | 東京都 羽村市 O邸 |
施工時間 | 30分 |
内容 |
セカンドドアに補助錠を取り付け。 使用したのは、家研販売製の安心錠。 |
施工手順
1. まずはドアに穴を開けます。
φ28の大きさの丸い穴をドアに開けます。28専用の穴あけ道具を使って貫通させます。
取り付ける安心錠は主に2種類あります。
今回は補助錠とは言っても、外からも鍵が開けられるタイプの製品になります。
2. 室内側に受板を取り付けます。
室内側に受板を取り付けます。
まずはドリルでネジ穴を作成します。
この上に安心錠本体を取り付けます。安心錠の本体を設置する台になります。
3. 受板をネジで固定します。
ドリルでネジ穴を作成したあと、専用のネジで受け板を固定します。
4. 外側のシリンダーを取り付けます。
外側のシリンダーを取り付けます。
鍵の取り付けに必要なネジ止めなどはは全て室内側からになります。
外からネジを取り付けたら、泥棒にネジを外されて、鍵を取り外されてしまいますからね。
この外側の鍵も室内側からの取り付けになります。
5. 安心錠の本体をセットします。
先ほど取り付けた外側のシリンダーとかみ合うように、安心錠の本体をセットします。
6. 安心錠の本体を固定します。
安心錠の本体を固定します。
こういう箇所は電気ドリルよりも、手のドライバーで確実に固定していきます。
7. 安心錠のストライク(受け)を設置します。
安心錠のストライク(受け)を設置します。基本的にはただ留める作業です。
鍵を受ける部分の取り付けスペースが小さすぎたり、取り付けスペースが全くなかったりして、安心錠を取り付けられなかったこともありました。
ドア本体があまりにも厚過ぎて取り付けられなかったことはありません。
現場調査する時は、この受ける部分(ストライク)の取り付けが可能かをよく見ます。
今回の施工で一番気を使うところです。
8. 鍵が掛かかるかを確認します。
実際には、鍵が素直にかかるかストライクの位置を何度も確認します。
その後、テスクで固定させます。
9. 家研販売製の安心錠の取り付けが完成です。
家研販売製の安心錠の取り付けが完成です。
室内側から見た状態です。
鍵のサムターン(黒いポッチ)が外せるところがこの鍵のポイントです。
10. 安心錠のサムターンを取り外した状態です。
サムターン(黒いポッチ)を取り外すとこんな感じです。
実は、室内側も鍵なんです。よくみて頂くとお分かり頂けると思います。
サムターンの中に鍵が取り付けられています。
夜寝るときは、サムターンを外して、サムターン回し対策に備えられます。