目隠し、日よけ、風通しに加えて、防犯効果も期待できます。
エコアマドの建て付け調整の様子
エコアマドの良いところは、既存の雨戸とパネルを交換するだけなので、施工時間が短くてすみます。
もちろん鍵も掛けられますので、ある程度の防犯対策も発揮できて、外の風を取り入れられます。
そういったところが多くのお客様から支持されているようです。
今回も特に問題なく順調に施工できました。
それでは、施工例のはじまり、はじまりで~す。
担当店舗 | 窓工房 本店 |
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施工地域 | 東京都 東村山市 K邸 |
施工時間 | 3時間 |
内容 |
全部で2窓を不二サッシ製のエコアマドに入れ替えました。 |
施工手順
1. 既存の雨戸を取り外します。
既存の雨戸(雨戸パネル)を取り外します。
この窓の雨戸は3枚建てでしたので、3枚外すということになります。
2. 戸袋の鏡板を取り外す。
雨戸パネルの戸車部分にゴミが結構詰まっているようでした。
戸袋の中をよくのぞいてみると、枯葉などが詰まっています。
通常は戸袋の鏡板は取り外すことはしません。
今回のケースは、中のゴミを取り除くために、鏡板を取り外すことにしました。
3. 戸袋の中を掃除する。
雨戸の戸袋の中には、想像していた通りゴミなどの汚れが溜まっています。
ゴミが残ったまま新しい雨戸(エコアマド)に交換しても、すぐに戸車が痛んでしまいます。
水を使ってきれいに掃除をします。
4. 雨戸の鏡板を元に戻す。
汚れや水分をふき取ったら、鏡板を元に戻します。
鏡板も年数がかさんだり、ネジがバカになっていたりすると、外せないことも多いです。
5. エコ雨戸をいよいよ取り出す。
ついにエコ雨戸の出番です。
この雨戸を新しく入れ替えることになります。
6. エコ雨戸の調整をします。
エコ雨戸はただ単に交換すればよいというわけではありません。
既存のレール幅に合うように調整したり、戸車も何種類の中から選択したりします。
7. エコ雨戸をはめる。
エコ雨戸をはめ込みます。
1回ですんなり動いてくれれば問題ありません。
実際には、雨戸を取り外して調整しなおす工程を何度か繰り返します。
8. エコ雨戸に使う鍵穴を開ける。
一番気を使う部分がこの作業なのです。まれに既存の鍵穴をそのまま使えることもあります。
今回は予想通り穴の位置がずれていましたので、新しく穴を開けました。
9. 鍵の掛かり具合いを調整する。
実際に鍵穴がうまく開けられたか、すんなり鍵が掛けられるかを確認して、調整します。
10. ルーバーがすんなり動くかどうか確認します。
エコ雨戸の一番のいいところは、鍵を掛けたまま外から風を取り込めるといったところです。
きちんとルーバー(羽根)が動いてくれるかの確認です。
11. 引き続き、羽根の動きの確認をする。
エコ雨戸の吐き出しタイプは中に帯があるります。
ルーバーを上だけ閉めて、下は開けるといったことができます。
雨が降っているときでも、外に小さなひさしがあれば、下を閉めて上を少し開けるといった形にすると、雨が入らずに換気もできて助かると、お客様からの感想もいただいたことがあります。
12. ルーバーの動きの確認。
エコ雨戸を使っていて、ルーバーの動きが重くなることもあります。
その時に、絶対して欲しくないことがあります。それはCRCなどのスプレーを使うことです。
一時的には動きがよくなります。その後、中で油が固まって動きが逆に硬くなってしまうのです。
13. エコ雨戸を全開に開ける。
エコ雨戸を全開にして、室内から外を見ると、このような感じになります。
夏はとくに使い勝手のいい商品です。
羽根の角度によって、中から外はよく見えるけど、外から中はほとんど見えないといった角度もあります。
これもお客さんから教えていただいたことです。
14. エコ雨戸の外からの風景です。
エコ雨戸の取り付けの完成です。
雨戸の中央上部が完全に閉まっている状態です。
その下は45度ぐらい開けられた状態です。
他の場所は全開110度で開けられています。
エコ雨戸のルーバーは自由に角度が調整できます。
目隠し、日よけ、風通しと用途に合わせて快適な生活をお楽しみいただけます。