スペーシアの交換は1窓あたり40分で終わります。
アルミサッシを角材で叩き、組み込む様子
東京都羽村市にお住まいのFさまより、ご依頼いただきました。掃き出し窓を真空ガラス「スペーシアST」への入れ替えます。
中桟がある掃き出し窓になると、施工時間が少し余分にかかります。それでも、真空ガラス「スペーシアST」は、短時間で交換が済むので、お客さまには喜ばれます。
それでは、手順を施行写真つきで詳しく解説していきます。施工例のはじまり、はじまりで~す。
担当店舗 | 窓工房 本店 |
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施工地域 | 東京都 羽村市 F邸 |
施工時間 | 40分/1窓 |
内容 |
掃き出し窓を日本板硝子製の真空ガラス「スペーシアST」に交換。 |
施工手順
1. 現在の窓の状態です。
この窓を真空ガラス「スペーシアST」に入れ替えます。
中桟があるタイプの掃き出し窓なので、1窓につき2枚のガラス戸が入っております。
これをまずは外していきます。
2. まずは網戸を取り外します。
まずは網戸を取り外します。
外れ止めが掛かっている場合は、はずれ止めを緩めて取り外します。
3. ガラス戸を取り外します。
ガラス戸を2枚を取り外します。
すんなり取り外せる場合がほとんどです。中にはバールで無理にこじりとらないと外せない場合もあります。
今回はすんなりといき、一安心です。
4. サッシのレール枠を掃除します。
普段、こういう部分はなかなお掃除できません。ガラス戸を取り外したこの時に掃除するのがいいでしょう。
我々もできる限り掃除はします。細部まではなかなか汚れを落とせないことが多いですね。
この時に、自分でお掃除されるお客様も結構いらっしゃいます。
5. ガラス戸をアルミ枠とガラスに分解します。
外したガラス戸をアルミ枠とガラスに分解します。
アルミ枠のネジを外して、中のガラスを取り外す作業を行います。
6. 外したアルミ枠に真空ガラス「スペーシアST」を入れます。
いよいよ真空ガラス「スペーシアST」をセットします。
ここが一番緊張のするときなんです。
実際にアルミ枠をはめこむときになって、採寸が正しかったかどうか分かります。
ごくごく稀に、サイズ違いで納められないということもございます。
7. 引き続き、真空ガラススペーシアを入れます。
中桟でガラス戸が上下に分かれています。
上部にも真空ガラス「スペーシアST」を入れます。
8. アルミ枠を角材で叩いて奥まで入れ込みます。
アルミ枠を角材などで叩いて、真空ガラス「スペーシアST」のゴム(グレチャン)とアルミ枠を奥まで入れ込みます。
この時、音が「コンコンコーンっ!」という歯切れのいい音がします。
9. アルミ枠をネジで固定します。
ガラスを外したときと逆になります。
今度は真空ガラスを入れたアルミ枠をネジで固定していきます。
10. 引き続き、ネジでしっかりと固定します。
この窓には中桟が入っています。
中央の中桟部分に2本、上下左右に4本、合計6本のネジで固定します。
11. アルミ枠にひねりがないか確認します。
アルミ枠にひねりがないか確認します。
アルミ枠がしっかりと曲がらずにはまっているかの確認です。
12. 真空ガラス「スペーシアST」を入れたガラス戸をレールに吊り込みます。
真空ガラス「スペーシアST」を入れたガラス戸をレールに吊り込みます。
その後、建て付け調整を行います。
ガラス戸を閉めたときに、隙間がでないように調整します。
13. 鍵の調整をして、完成です。
最後に鍵の調整を行います。
真空ガラス「スペーシアST」自体は、防音性能もあります。
鍵をきつめに掛けるようにすると、さらに窓自体の防音性能が高まります。二重窓の場合は、よりきつめにします。
今回は、鍵の掛かり具合いは緩くしてほしいとのことでした。スカスカするくらい緩めにセットしました。
これで、真空ガラス「スペーシアST」の入れ替え完成になります。