スペーシアの標準的な入れ替え作業です。
アルミサッシ枠にスペーシアの組み込み
埼玉県入間市のBさまよりご依頼いただきました。真空ガラス「スペーシア」への入れ替え工事になります。
目的は結露対策です。
マンション3階の部屋でしたので、とても見晴らしがよかったです。
それでは、手順を施工写真つきで詳しく解説していきます。施行例のはじまり、はじまりで~す。
担当店舗 | 窓工房 本店 |
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施工地域 | 埼玉県 入間市 B邸 |
施工時間 | 1時間 |
内容 |
掃き出し窓を日本板硝子製の真空ガラス「スペーシアST」に交換。全部で4窓を交換しました。 マンション3階の窓でしたので、ベランダを利用して交換しました。 |
施工手順
1. 交換前の窓の状態です。
日本板硝子製の真空ガラス「スペーシア」に交換する前の状態です。
ベランダも広く、作業がしやすかったです。
右上の小窓のガラスは、真空ガラスに交換できませんでした。
真空ガラスに入替えた箇所は全部で4枚になります。
2. 結露が発生しています。
撮影は、3月の午前9時ごろです。
結露が発生していますね。
真空ガラス「スペーシア」の交換を希望される方の多くは、結露がすごくて、どうにかしたいという理由です。
それに加えて、年配の方は室内を暖かくしたいという理由が多いですね。
3. 既存の窓を全部取り外します。
網戸をまずは外します。その後、窓のガラス戸2窓を外します。
マンションなどの場合は、見慣れないはずれ止めが付いていることもあります。
100件に数件程度ですが、外すのに一苦労することもあります。
4. 外したガラス戸のアルミ枠を取り外します。
今のアルミ枠に付いているネジがバカになっていて外れないこともよくあります。
場合によっては、持参したスペアのネジに交換することもあります。
5. ガラスを取り外します。
既存のガラスを取り外します。
現場の状況にもよりますが、ガラスの台をセットするスペースが取れない場合もあります。
そのときは、このように横に立てかけて真空ガラス「スペーシア」へ交換します。
6. アルミ枠に真空ガラス「スペーシア」をはめ込みます。
真空ガラス「スペーシア」をはめ込みます。
窓工房の工場で、アルミ枠の開口のサイズにあったゴム(グレチャン)を巻いてきています。
ゴムをギュっと押し込めば入ります。ずれないように慎重にはめ込みます。
真空ガラスの交換工程では、ここが一番気を使うところなのかもしれません。
7. 真空ガラスを入れたら、アルミの縦枠をはめ込みます。
真空ガラス「スペーシア」を2枚入れ終わったら、アルミの縦枠をはめ込みます。
ネジ穴がずれないように確認しながら作業します。
8. 角材で叩き、アルミ枠を奥まではめ込みます。
真空ガラス「スペーシア」の入ったアルミ枠を角材で叩いて、さらに奥まで押し込みます。
真空ガラスやペアガラスは普通の板ガラスなどと比べデリケートなガラスです。
けれど、一度アルミ枠に納めてから、普通にアルミ枠を叩く分には、まったく問題ありません。今までの経験上、実感しています。
9. 真空ガラスとアルミ枠をネジで固定します。
真空ガラス「スペーシア」とアルミ枠をネジで固定します。
取り外したときと、逆の工程になるので、元に戻していくような作業です。
アルミ枠のネジ穴がずれて固定されていることもあります。
そのような時は正しい位置に戻してネジを止めます。
特に難しい工程ではありません。
10. アルミサッシの下レールを掃除します。
普段、ガラス戸がレールにのっている場合は、下レールは掃除しにくいところです。
この掃除に関してお悩みの方が結構いらっしゃいます。
できる範囲で、ここの部分も掃除をしています。
11. ガラス戸をレールに吊り込みます。
真空ガラス「スペーシア」をはめたガラス戸をレールに吊り込みます。
その後、ガラス戸の建て付けはどうか、鍵の掛かり具合はどうかなどを確認します。
これで完成になります。