既存のサッシ枠を残したまま新しい枠をかぶせる方法です。
窓をリフォームする建物
地元警察署のご依頼いただきました。窓の入替え工事になります。
雨の日に風が強く吹くと、サッシの下レールの隙間から雨が入ってきてしまうとのことです。
だからといって、窓の枠自体を取り壊すことは大変なこと です。今回は、カバー工法を使って、窓を新しく入れ替えました。
カバー工法は、既存のサッシ枠をそのまま残し、新しいサッシ枠を上にかぶせて取り付ける工法になります。
それでは、手順を施行写真つきで詳しく解説していきます。施工例のはじまり、はじまりで~す。
担当店舗 | 窓工房 本店 |
---|---|
施工地域 | 東京都 青梅市 K邸 |
施工時間 | 2日間/9窓 |
内容 |
地元警察署で、カバー工法による窓の入れ替え工事。 カバー工法は、既存の窓枠をそのまま残し、新たに窓枠を取り付ける工法です。 |
施工手順
1. 窓の入れ替え工事になります。
地元警察署で窓の入替え工事を行います。
台風の日はもちろんのことと、雨が強くなるとサッシ枠の隙間から雨水が吹き込んでくるようです。
まずは、ガラス戸を取り外します。
2. 窓のガラス戸を取り外します。
窓のガラス戸を取り外して、台の上に載せます。
3. 既存のサッシ枠の状態になります。
既存のサッシ枠を残したまま、その上に新しいサッシ枠をはめ込みます。
この工法を、カバー工法といいます。
4. 隙間をコーキングで埋めます。
コーキングを使って、隙間をできる限り埋めていきます。
5. 新しいサッシ枠の登場です。
新しく取り付けるサッシ枠です。
6. 新しいサッシ枠を、既存のサッシ枠の上にはめ込みます。
新しいサッシ枠を既存のサッシ枠の上にはめ込みます。
7. 新しいサッシ枠をはめ込んだ状態です。
新しいサッシ枠をはめ込んだ状態です。
室内側から見ると、このような納まりになります。
8. 新しいサッシ枠を電気ドリルで固定します。
新しいサッシ枠を電気ドリルで固定させます。
9. 引き続き、新しいサッシ枠を電気ドリルで固定します。
引き続き、新しいサッシ枠を電気ドリルで固定させます。
10. 新しいサッシ枠にガラス戸をはめ込みます。
新しいサッシ枠にガラス戸をはめ込みます。
11. 取り付け前後の比較です。
右側は交換前の今までのサッシ枠です。
このサッシ枠に新しいサッシ枠をはめたの状態が、左側の窓になります。
カバー工法は、今のサッシ枠をそのまま残して取り付けます。
そのため、窓の開口が少し狭くなります。
12. コーキングを打つ下準備をしていきます。
コーキング(シール)を打つために、下準備をします。
コーキングを打ち込む場所の淵に、マスキングテープを貼り付けます。
仕上がりを綺麗にすることが目的です。
13. マスキングテープを張り合わせた状態です。
写真のように、マスキングテープを張り合わせます。
マスキングテープの間にコーキングを打ち込みます。
14. コーキングを打ち込みます。
コーキングを打ち込み、すぐにならします。
15. マスキングテープを剥がします。
マスキングテープを剥がします。
マスキングテープを使用することによって、コーキングの境目が綺麗に仕上がるのです。
16. カバー工法による窓のリフォームが完成です。
窓のリフォームが完成になります。
カバー工法は、簡単に取り付けられない場合もあります。
今回も既存のサッシ枠に合うものがなく、レール部分を削るなど手間ひまがかかりました。