鍵をしっかり締めて、安心して風が通せる網戸
セフティルーバーの玄関タイプ
玄関を開けっ放しにできたらいいですよね。風を自由に取り入れられます。
ただ同時に夏は虫なども入ってきますので、開けっ放しという訳にはなかなかいかないと思います。
そのため玄関に網戸を取り付けられる方が多くいらっしゃいます。
玄関網戸は、2種類あります。
ひとつめは、網戸だけのものです。
もうひとつは、右のようにルーバータイプになっていて防犯効果もあるものです。
今回の玄関網戸は、防犯対策用の玄関網戸になります。
工場で組立て・加工を済ませ、お客様の玄関に取り付ける訳ですが、お客様のお宅での作業は1~2時間程度となります。
最近は、ただ風が入ればいいというわけにはいかないようです。風を取り入れながらも防犯に考慮された商品が主流となってきています。
セフティールーバーは、エコ雨戸の玄関タイプといえばイメージも沸くかと思います。
それでは、手順を施行写真つきで詳しく解説していきます。
担当店舗 | 窓工房 本店 |
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施工地域 | 東京都 青梅市 S邸 |
施工時間 | 120分 |
内容 | 防犯対策にもなる玄関網戸の取り付け。使用したのは、不二サッシ製のセフティールーバー、玄関・勝手口タイプ。 |
施工手順
1. 取り付ける前の状態です。
玄関枠に玄関網戸を取り付けます。
一番気になるのは、玄関の戸と枠を繋げている左上側のドアクローザーがぶつかることなく収まるかどうかです。
2. 玄関の左上側の拡大写真です。
左写真の赤線のスペースに、工場で組立ててきた玄関枠をはめ込みます。
3. 玄関枠をはめ込みます。
玄関枠を今ある玄関ドアの内側にはめ込みます。
4. ビスで固定します。
はめ込んだ玄関枠をビスで固定します。
固定する場所は、左右の枠の10箇所です。
最初に写真のようにドリルで穴を開け、その後専用テスク(ネジ)で留める形となります。
5. 玄関枠の上部の写真です。
このような形で玄関枠収まります。
玄関上部に付いているドアクローザーは、この中に納まるように設計されています。
6. 玄関戸を釣り込む準備をします。
外側から向って右側が、今ある玄関の開く軸となっています。
今回新しく取り付ける玄関網戸も向って右側に取り付けるように、受けをずらし固定します。
7. 新しい玄関枠を釣り込みます。
折り戸タイプの玄関網戸を釣り込みます。
8. 玄関枠の建付け調整をして、完成になります。
玄関枠の建付け調整をします。
折り戸はスムーズに開閉できるか、ルーバーは動くか、鍵はちゃんと施錠できるか確認をします。
これで完成になります。
使用したのは、不二サッシ製のセフティルーバーWINDOW、玄関・勝手口タイプになります。
9. 玄関網戸セフティルーバーの取り付け完成後の写真
折りたたんだ状態
(室内側から撮影)
(室外側から撮影)
10. 玄関網戸セフティルーバーの施工前後の比較
玄関網戸の取り付け前
(室内側から撮影)
玄関網戸の取り付け後
(室外側から撮影)
11. 下半分の羽根を閉じた状態と開いた状態の比較
下半分の羽根を閉じた状態
(室内側から撮影)
羽根を全開にした状態
(室内側から撮影)
12. 施工を終えて
窓工房の工場での玄関枠の組立・加工も問題なく終えることができました。
お客さまのお住まいは鉄筋コンクリートのマンション。
コンクリートが既存玄関の回りにまで流れていました。
そのため、玄関網戸を取り付けるときは、コンクリート専用のキリを使って対応しています。
この玄関網戸セフティルーバーには鍵も付いています。
鍵を閉めているときは、玄関と玄関網戸が2重になっていますので、1ドア2ロックならぬ、2ドア2ロックとなります。
防犯にも本当にいい商品です。