面格子は見てすぐ分かるので、防犯の抑止力が期待できます。
ヒシクロスタイプの面格子
面格子は防犯対策商品としてよく使用される商品です。
最近は縦格子タイプの面格子よりも、ヒシクロス型の面格子の方が問い合わせが多いです。
人気があるというより、そもそも縦格子タイプの面格子には、防犯効果があまり期待できないからです。
右の写真のようなヒシクロスタイプの面格子は、やはり破壊に耐えうる力が違います。
またお客さんが、防犯ガラスではなく面格子を選ぶ理由の一つは、犯罪の抑止力が期待できるからです。
それでは、施工例を写真つきで詳しく解説していきます。
担当店舗 | 窓工房 本店 |
---|---|
施工地域 | 東京都 福生市 N邸 |
施工時間 | 60分 |
内容 | 1階南側の4窓全てに、ヒシクロスタイプの面格子を取り付けました。 |
施工手順
1. 面格子と壁とを繋ぐ金具の取り付け。
面格子側に電動ドリルで金具を止めます。
2. 面格子の隅4箇所に金具を留めます。
面格子と壁に取り付ける金具を(今回の場合は4箇所)留めます。
面格子の縦横どちらか一定以上の幅(長さ)になった場合は、金具の個数を増やすなど対策をしています。
3. 面格子を実際にはめ込みます。
面格子を実際はめ込みます。
この過程は、1人では作業しづらいですので、だいたいこれぐらいの大きさになると2人で施工に伺うことになります。
今回も2人施工で、カメラマンがこのような時には持ち手にまわります。
4. 面格子を壁にセットして、専用ネジで固定します。
面格子と壁に取り付ける金具(今回の場合は4箇所)を電動ドライバーで留めます。
5. 面格子の下側も同じ要領で金具を留めます。
下側も同じように専用ネジで固定します。専用ネジでない場合は、ネジの頭をバカにして、反対回りにネジが回らないようにします。
「ネジの頭をバカにする」とは、ネジの頭を崩すということです。
そうすることによって、侵入者が不正にネジを緩められないようします。
結果として、面格子を取り外せないないようになります。
6. 面格子の設置前後の比較
これで面格子の取り付け完成になります。室外から見た施工前後の比較になります。
面格子の取り付け前
面格子の取り付け後
7. 他の窓にも面格子の取り付けをする。
1階南側は、4窓全て面格子を取り付け施工させて頂きました。
畑に面しているため土ぼこりも舞ってくるとのことでしたので、面格子の色は汚れが目立ちにくいブロンズ色を採用致しました。
今回の施工に関しての注意点は、壁付けではなく、サッシの枠を利用して面格子を取り付けたところです。
壁付けの場合は、多少の誤差なら許されます。サッシ枠のフレームに取り付ける場合は、採寸には細心の注意が必要になるのです。
また写真の通り、今回のお客様の窓には縦方向に木枠もありましたので、面格子の発注寸法には細心の注意が必要でした。
ご近所でも空き巣などの被害が発生しているようで、防犯対策のために窓工房にご依頼いただきました。