今あるアルミ枠はそのままで、
ガラスだけをエコガラスなどに交換する方法です。
ガラス戸のアルミ枠はそのままにして、
今のガラスを取り外して、断熱効果の高いガラスに
新しく交換していきます。
部屋の雰囲気もそのままで一番お手軽な対策方法
お手軽で、大がかりな工事を必要とせず、
一番人気のある施工方法です。
ガラスは冷えやすい物体です。
なので、室内の温かい熱を逃がしやすいのです。
窓の9割以上を占めているのが、ガラス部分。
ガラスを断熱化するのは、
とても理にかなった方法だと言えます。
ガラスだけの交換ですので、見た目も変わりません。
使い勝手も特段悪くはなりませんので、
ガラスだけの交換を選ぶ方も多いです。
しかし、窓ガラスだけ断熱性能を高めても、
今あるサッシが古くて窓の気密が弱い場合は、
大きな効果が期待できない場合があります。
この方法の欠点は、ガラス交換だけなので、
今ある窓枠の気密を上げられないことです。
それなら、いっそ全部アルミ枠も交換すればいい
となるのが人情というものです。
ですが、お手軽に交換できるのは、
ガラスだけなのです。
それ以上の工事は、窓枠を壊したり、
大工さんにお願いしなければならなかったり、
施工の手間が大きく上がってしまいます。
施工にかかる日数も、当然増えてきます。
そのような場合は、2番目の内窓の設置がお勧めです。
アルミ枠の結露が気にならない方にお勧め
ガラスだけ交換する欠点は、
アルミ枠(窓枠)はそのまま使うため、
アルミ枠の結露は防げないことです。
「アルミ枠に付くくらいの結露であれば大丈夫、我慢できる」
「窓の結露もしっかり対策したい」
この2パターンのお客さまがいらいっしゃいます。
前者は、アルミ枠に付くくらいの結露は我慢して
ガラスだけの交換でもいいと思います。
後者は、アルミ枠の結露まで軽減させたかったり、
同時に寒さ対策もしたかったりであれば、
ガラスだけの交換では力不足だと思われます。
ですが、お客様からは、
「ガラスの面だけ結露がなくなればもう十分よ」
「アルミ枠に出る結露くらいは我慢できる」
という声を多く頂きます。
アルミの枠につく結露も抑えたい場合は、
ガラス交換だけの方法は諦めて、
2番目の内窓の設置をお勧めしています。
ガラスだけ交換する方法の優れている面、マイナスな面
優れている面
・ガラスの交換だけなので、とてもお手軽
・部屋の雰囲気がそのままで済む
・真空ガラスなら、ガラス面の結露が大幅に改善
マイナスな面
・アルミ枠の結露は抑えられない
・窓枠の隙間風は抑えられない
・ガラス戸の開け閉めは、今までより若干重たくなる
・防音効果も求める場合は、ガラス交換では限界がある
ガラスだけ交換する場合、お勧めの断熱ガラスは?
この方法で、窓工房がお勧めする断熱ガラスは、
・真空ガラス スペーシア
・アタッチメント付きペアガラス
この2種類になります。
次のページでは、
真空ガラス スペーシアで結露対策する方法について、
ご説明させて頂きます。