窓工房で提案しているのは、主に6種類の内窓です。
・YKK AP製 プラマードU
・旭硝子製 まどまど
・大信工業製 プラストサッシ
・ウッドワン製 モクサッシ
・リクシル製 インプラスウッド
・セイキ販売製 楽窓
防音目的であれば、内窓の気密性が極めて重要になってきます。
寒さ、結露対策であれば、
そこまでは気密性の重要度はないと考えています。
北海道や東北など関東に比べて寒い地域であったり、
お住まいが高気密住宅であったりすると、
それに合わせて気密の高い内窓を選ぶことが大事です。
気密の高い内窓は、基本的にお値段も高くなります。
ただ、そこまででないのであれば、
一般的な内窓で十分だと思われます。
お客さまの悩みの状況に応じて、内窓の種類を選びながら、
最適な方法でご提案をさせて頂いております。
それでは、結露を防ぐことに重きをおいて、
それぞれの内窓の特徴をご説明させて頂きます。
YKK AP製 プラマード
費用対効果が一番いいものであれば、
YKK AP製の内窓プラマードをお勧めしております。
気密性は、旭硝子製や大信工業製の内窓よりは劣ります。
他サッシメーカーの内窓の中ではよくできています。
プラマードには鍵があります。鍵をしっかりとかけて、
戸の間の隙間がでにくいようになっています。
気密性:★★☆☆☆
お値段:★★☆☆☆
旭硝子製 まどまど
大信工業製プラストサッシにはかないませんが、
窓を閉めた時の気密性はとても高くなっています。
よって、今まである窓のサッシ、
ガラスの結露も防ぎやすいようです。
強度が必要だと考えられる部位は、
樹脂は使わずにアルミ材が剥き出しになっています。
結露が発生しやすい部位は、しっかりと樹脂で覆われています。
樹脂の経年劣化がしにくいように、できる限りの対策がされています。
YKK AP製プラマード、リクシル製インプラスと比べると、
気密性が高い分、開閉時の重たさが多少あります。
大信工業製と同じく、鍵無しタイプもあります。
鍵を掛けなくても、隙間なく密着できる内窓です。
気密性:★★★☆☆
お値段:★★★☆☆
大信工業製 プラストサッシ
窓工房が提案する内窓の中で、最も気密性が高いものです。
冷蔵庫の扉のように、閉めた時にピタッと密着します。
さらに、大信工業の内窓には、鍵がありません。
鍵がなくても高い気密性を維持できる内窓です。
北海道に置いて、シェアナンバー1の内窓です。
「内窓といえばプラスト」と言われるほど、認知されています。
北海道は、外は寒くても、室内が温かく、
室内での心疾患が最も起きにくい地域と言われています。
大信工業製プラストサッシの気密レベルが高いため、
温かさが維持できます。
そのおかげで、今ある窓の結露も発生しにくいと考えています。
気密性:★★★★★
お値段:★★★★☆
ウッドワン製 モクサッシ
樹脂は嫌だという人は、木製の内窓である
ウッドワン製モクサッシをお勧めしています。
日本で販売されている内窓は、
ウッドワン製を除いて、樹脂製でできています。
レールを含む窓枠は、大信工業製のものになります。
気密性は、戸と戸が当たる中央の部分の気密が弱いせいか、
あまり高くないように感じます。
窓工房の感想としては、樹脂製もいいのですが、
木製はさらに高級感があり、飽きもなく、好きです。
気密性:★★☆☆☆
お値段:★★★★☆
リクシル製 インプラスウッド
樹脂でない内窓を望む方向けで販売している
リクシル(旧トステム)製のインプラスウッドです。
実際には、木製ではなくて、樹脂です。
ですが、樹脂の光沢感をなくして、
樹脂っぽくならないように作られています。
インプラスと比べると、かなり高級感が出て、
気密性もあるように感じられます。
もちろん、大信工業製の内窓よりは、
はるかに劣ると思われますが、よくできている内窓です。
気密性:★★★☆☆
お値段:★★★★☆
セイキ販売製 楽窓
セイキ販売製の楽窓です。
今ある窓の内側に、内窓を設置するスペースが
確保しづらい窓でも、比較的に設置しやすいのが特徴です。
通常、内窓を設置するには、幅が70mmは必要です。
幅が足りない場合は、オプション部材である
ふかし枠を取り付ける必要があります。
楽窓の厚さは、40mmほどです。
他の内窓の取り付けを断念した窓でも
楽窓なら取り付けられることも多いです。
ただし、価格が安価なため、
気密性は期待はできません。
気密性:★☆☆☆☆
お値段:★☆☆☆☆
以上、窓工房で提案させていただく
内窓の特徴を説明させて頂きました。
次のページでは、
窓ごとの交換で、寒さ・結露を防ぐ方法について
説明させて頂きます。