ビル用サッシの開口部は14mmになっています。
サッシ枠にスペーシアをはめ込む様子
東京都西多摩郡瑞穂町にお住まいのKさまより、ご依頼いただきました。日本板硝子製の真空ガラス「スペーシアST」への入れ替えです。
一般住宅のサッシの開口は9mmです。今回は、開口が14mmのビル用サッシでした。
このようなサッシでも、ガラスの周りに巻くグレチャンの厚さを調節することによって、6.2mmの真空ガラス「スペーシアST」に交換できます。
それでは、手順を施工写真つきで詳しく解説していきます。施行例のはじまり、はじまりで~す。
担当店舗 | 窓工房 本店 |
---|---|
施工地域 | 東京都 西多摩郡 瑞穂町 K邸 |
施工時間 | 50分/1窓 |
内容 |
開口14mmのビル用サッシのガラス交換。 使用したのは、日本板硝子製の真空ガラス「スペーシアST」、6.2mmタイプです。 |
施工手順
1. まずはガラス戸を取り外します。
まずはガラス戸を取り外します。
ガラス専用の吸盤を使って外すこともあります。外しやすいからですね。
2. 外したガラス戸を台に載せて、アルミ枠を外します。
外したガラス戸を台の上に載せて、アルミ枠を外します。
アルミ枠の四隅のネジの一部を取り外し、アルミ枠とガラスをばらします。
3. 真空ガラス「スペーシアST」にアルミ枠をはめ込みます。
今までのガラスを取り外し、真空ガラス「スペーシアST」に組み替えます。
今回の窓はビル用サッシで、サッシ開口が14mmほどあります。一般住宅は、サッシの開口が9mmです。
ガラスの淵に14mm用のグレチャンが巻いてあるので、そこにアルミ枠をはめ込みます。
4. 角材でアルミ枠を叩いて、奥まではめ込みます。
角材などでアルミ枠を叩いて、奥まではめ込みます。
5. アルミ枠のネジを固定していきます。
上部のアルミ枠も真空ガラス「スペーシアST」にはめ込みます。
その後、外したネジを元通りに留めなおします。
6. 組み替えたガラス戸を窓枠に吊り込みます。
真空ガラス「スペーシアST」に組み替えたガラス戸を、窓枠に吊り込みます。
7. 鍵を調整します。
真空ガラス「スペーシアST」に入れ替えるときに、鍵の掛かり具合いも調整します。
真空ガラス「スペーシアST」自体に防音効果があります。
戸の隙間を少なくすることにより、更なる防音効果も期待できます。
そのため、鍵は多少きつめにかかるぐらいが調度よいです。
ただし、生活する方が不便になっては意味がありません。それぞれのお客さまに合わせて臨機応変に対応しています。
8. ガラス戸の建て付け調整をして、完成です。
ガラス戸の建て付け調整をします。
スムーズに動くか、閉めたときに隙間は空かないかを確認します。
これで、真空ガラス「スペーシアST」への入れ替え完了になります。
ビル用サッシが使われていたため、サッシ開口が14mmほどありました。
一般住宅のサッシは9mmなので、5mm広くなります。それサイズに対応したグレチャンを使用しました。