出窓の防寒対策のために真空ガラスを使用

結露もすごかったんです。けれど、寒さが何より気になっていました。

結露がポタポタと垂れたり、スースー寒かったりで、冬場は毎日大変でした。

初めの頃は、寒い、寒いって家内が言っていたのを覚えています。

けっこうパワーのあるストーブだったせいか、結露も滝のように毎年発生していましたね。

それに、結露でレースのカーテンがびっしょりになるんですよ。

とてもじゃないですけど、冬場はレースのカーテンは付けられないんです。結露がすごすぎちゃって・・・。

去年くらいから、和室の壁にも結露が出始めてました。

在来工法（日本の伝統的な建築工法）はこういうものなのかなって、ずっと思っていました。

共働きなので、実際問題、朝は結露を拭いている時間がないんですよ。

それが現実です。気にはなっているんです。

けれど、拭いたところで次から次にまた結露が発生すると思いますし・・・。

今までは結露のせいで、外の天気がよく分からなかったんです。

晴れているのか、曇っているのかほんとよく分からない・・・。着ていく服を選ぶのが大変なくらいでした。

そうですね、ここ2～3年、ずっと結露対策については考えていました。

展示場とかそういったところまで見に行ったこともありました。

今回、真空ガラス「スペーシア」に交換した出窓は、キッチンのすぐ横の窓です。

キッチンの横でも結露はほとんどしないのに満足しています。

煮物をするとうっすら結露がでます。火を止めて煮物をやめるとサーっと消えるかんじなんです。

スペーシアに交換した翌日の朝に、カーテンをあけて外の様子がわかるのが、感動的でした。それは本当に気持ちのいいことでしたね。

気分が晴れやかになります。

室内から外の天気を見て、洋服を選べるのは本当にいいことです。

朝起きてカーテンを開けるのがとても楽しみになりました。

スペーシアに交換してから2～3日の間は、「開けるよ？いい？開けるからね！」といいながらカーテンを開けていたんです。笑っちゃうでしょ。

真空ガラス「スペーシア」の製造元でもある日本板硝子のホームページもみました。青梅市のスペーシア認定店であることは調べましたので、その点は心配していませんでした。

金額が安いことにこしたことはないです。やはり我々もできることならば地元の業者さんにお願いしたかったんです。

スペーシアの黒い点々も、うっすらと色がガラスについていることも気にはなっていません。特に問題はないです。

Low-Eガラスは青みかかると聞きました。それは逆に外から家の中を見にくくなったようで好都合のようですね。

でも、アルミの部分の結露は今まで通り発生しています。ガラスだけ交換したのですからしょうがないことなのです。

アルミの部分もなんとか結露対策できるとありがたいです。

それとこれは笑い話なのですが、息子がこんなこと言ってました。

「今までは結露で隣の家がみえなかったのでよかった。今はよくクリアに見えてしまうので、いちいちカーテンを閉めなければならなくなったのが面倒だ」と。

施工が終わって気になったことがあります。鍵のかかり具合いが前より悪くなったという点でした。

最後に見ていただいて、そこのところも手直しして戴いたのでよかったです。

今は問題ありませんから。

確かに外からの音は聞こえにくくなってます。

巡回してくる灯油屋さんのアナウンスに気づきにくくなっています。

今までは遠くの方でも、灯油屋さんがいるのがよくわかったのです。今は玄関のそばに来るまで、分からなくなったぐらいです。

今までは外の様子が見えなくてつまらなかった。

それが今では朝起きて外の様子がよく見えます。やっぱり、ガラスはこうでなくちゃね。

もっと早くに真空ガラス「スペーシア」に入れ替えておけばよかったと思っています。

何をやっても、スポンジをつけても、もうダメなんだと諦めていましたから・・・。本当に交換してよかったです。