掲載された記事全文の紹介
高断熱ガラスなどの優れた窓ガラスを
提供している窓ガラス・サッシの専門店
代表取締役 社長 海野昌人
新築物件の窓ガラスやサッシ を組立てて工務店に納品するだけでなく、昨年から一般のお客様相手にリフォーム向けの商品を販売するようになった。
良い商品は高くてもお客様に理解しても らえることを学び、アフターフォローを含めたサービスに力を注ぐ。
今後のさらなる躍進を誓う海野店長にお話を伺った。
インタビューの内容
小倉 御社の業務内容を教えて下さい。
海野 今年で創業22年になるサッシ屋です。地元の工務店様へ新築物件に用いる窓ガラスやサッシ、玄関などを納入しております。
メーカーあるいは問 屋から商品を仕入れ、工場で組立てて納品するのが主な業務ですが、昨年から一般のお客様にリフォーム向けの商品を販売し始めました。
「メーカーから直接仕 入れたものを自社施工している」ということもあり、多くのお客様からお問い合わせを頂けるようになりました。
小倉 仕事上、大切にされていることは?
海野 一般のお客様と商売をさせていただく際、良い商品を適正価格でご提供するという点にこだわっています。
ですから安ければそれでいいというお客様には無 理に販売してはいません。それでも買っていただいたお客様を、メンテナンスなどを通して、大切にしていきたいと考えています。
私たちのような零細企業は市 場によく出回っている低価格の商品を多く売っても生き残りは図れません。リフォーム会社の広告を見ると、激安や半値という宣伝文句が飛び交っていますが、 値段を安くすることだけがサービスだと私は思わないのです。
私どもは商品をメーカーから直接仕入れ、全ての製品を自社施工でご提供し、その上少数精鋭であ るため人件費もあまりかかりませんので、「激安・半値」に応戦することは十分可能です。
ただその分、メンテナンスやアフターフォローなどを充実させること を一番のサービスと考え、お客様と末永くお付き合いしていきたいと思っています。
そのため、安いといえない商品でも、今ではお客様から紹介をいただけるよ うにまでなりました。
小倉 今後の目標や夢をお聞かせ下さい。
海野 これからは高機能ガラスと呼ばれる防犯ガラス・真空ガラスなど、少々値段の張る商品をデフレの時代だからこそ、積極的に販売していきたいと考 えています。
高くても良い商品は、お客様からご理解をいただけると思うからです。
今のお客様は目が肥えていますので、より使い勝手の優れたものを提供して いきたいですね。
将来は、売上げの7割をリピーターやお客様の紹介からいただけるようになりたいです。
新規開拓はコストがかかり過ぎますし、私自身、セー ルスするのがあまり好きではないので(笑)。
販売させてもらったお客様を我社のファンにすることは並大抵のことではありませんが、最大の目標に掲げていま す。
対談を終えて…
「お客様との信頼関係を築き、長いお付き合いをしていくことでさらに発展していきたいと話される海野店長。私も陰ながら応援させていただきますので、これからもより高みを目指して、ますます頑張って下さい」
小倉さまをはじめ、国際ジャーナル関係者の方々、
どうもありがとうございました。 窓工房 海野より