下請けガラス店が高単価窓ガラス販売で元請けになれた理由
代表取締役 社長の海野が講演
2009年7月14日から2日間にかけて開催されたリフォーム産業フェア2009にて、代表取締役 社長の海野昌人が講師を務めました。
東京ビックサイトにて開催され、2日間で来場者が1万人を越えるビッグイベントです。
海野がセミナーで話した内容を少しだけ紹介
セミナーのテーマは、中小企業戦略です。『下請けガラス店が高単価窓ガラス販売で元請けになれた理由』というタイトルで1時間の講演をしました。
窓工房の立ち上げから、たくさんのお客さまからお問い合わせをいただけるようになった現在に至るまでの戦略を詳しくお話しさせていただきました。
話のメインになったのは、出村式の手書きのチラシ戦略
まだ窓工房という屋号もなかった頃、「どうやってお客さまを集めようか!」と考えている時期がありました。
最初はキレイにデザインされた販促用のチラシを購入してポスティング屋さんに頼んでみることに。けれど、信じたくないほど全く反応がなかったんです・・・。
そんな時期、時間はあったのでいろいろな勉強会に参加するようにしました。
出村邦彦さんの手書きチラシの本
そこで、カラーでなくても、手書きのチラシでも反響が得られるという出村邦彦氏の手書きのチラシに出会ったのです。
ずっとカラーのチラシを試していたので、手書きチラシには衝撃を受けて、作ることに抵抗もありました。
それでも「とにかく素直に試してみよう!」の一心で、手書きチラシに挑戦!
まずは5千部、1万部を配ってお客さまの反応をみます。何度も何度も試行錯誤を繰り返して、どうすればお客さまから電話をいただけるのかを考え続けました。
防犯対策用の鍵の手書きチラシ
最初はいろんな分野のいろんな商品を載せてみたけれど、お客さまからの反応はいまいちです。商品を絞った方がお問い合わせを多くもらえることも分かってきました。
鍵のような価格の安い商品だけだと、反応が得られても利益を出すことができないのでやっていけないこと。防犯関連の商品はあまり反応が取れないこと。
ひたすら繰り返すことで、どういう風に手書きチラシを作っていけばよいのか方向性を探し続けます。
窓工房本店のサンヨーアルミは、東京都の青梅市にあります。西多摩地区のその土地柄か冬はとても冷え込むことが多いのです。
そのためなのか、冬に結露対策用の商品に絞ってチラシを配ることで、より多くのお客さまから反応を得られることも分かってきました。
トライアンドエラーの大切さ
手書きのチラシを配って数年してから、「あのときのチラシをずっと持っているんだけど、ぜひ窓工房さんにお願いできないか」という風にお問い合わせをいただるようにもなりました。
ひたすらトライアンドエラーを繰り返すことで、お客さまの目にとまるチラシ、記憶に残るチラシを作ることができたのです!
講演時のその他の写真
真剣に聞いてくれています
ホワイトボードを使って説明
お客さま向けのニュースレター
結露対策の手書きチラシ