面格子の利点と弱点
ステンレス面格子
それは、侵入するまでにかなりの時間を費やしてしまうだろうと思わせることと、取り壊すのに音やら振動やらが発生して面倒なことだと侵入者に考えさせることができるからです。
ただ、それでもここ最近ですが、面格子のある窓から侵入を試みられたケースが発生しています。
面格子のある窓からの侵入方法は下記の2点だけです。
- 面格子自体を切断したりひん曲げて(破壊して)家の中へ侵入する。
- 面格子と壁(サッシ枠)とのジョイント部分のネジを緩め、面格子を取り外す。
この2点がなされぬよう克服できれば、いいわけです。
ステンレス面格子
- 面格子自体を切断したりひん曲げて(破壊して)家の中へ侵入
- 面格子と壁(サッシ枠)とのジョイント部分のネジを緩めて、面格子の取り外し
このステンレス面格子は、上記の2点を克服すべく作られた商品です。
切断したりひん曲げて(破壊して)侵入することへの対策
溶接部の内観
溶接部の外観
ステンレスという材質を使っていることからもお分かりいただけるとおり、人がひっぱったり、あるいは切断を試みても、侵入するとなると至難の技です。
そしてこの図のように1箇所、1箇所しっかり溶接止めしてあるので、取り外すことも普通出来ません。
ジョイント部分のネジを緩めて面格子を取り外すことへの対策
壁とのジョイント部
ワンウェイネジというネジを採用しており、このネジは左回し(ネジが緩まる向き)が”バカ”になっており、ネジを取り外すことができません。
よって、面格子を取り外すことがなかなかできないというわけです。
ワンウェイネジってなに?
結合部
ワンウェイネジ
ワンウェイネジは、直接壁に打ち込むのではなく、壁に打ち込む専用のネジをブラケットカバーで隠し、そのカバーをワンウェイネジで止める形となります。
左側の図(接合部)でいうと、下の2本のネジは壁に打ち込む専用のネジを使い、左の短いネジ(ワンウェイネジ)でブラケットカバーを止めています。