日本は冬が快適になる住まいにすべし
兼好法師が徒然草で書き残した一文
「家の作りやうは、夏をむねとすべし」があります。
意味は「家を作るときには、
夏の住みやすさを優先して作るのがよい」というもの。
ですが、私たちはそれに疑問を呈します。
日本は、冬が快適になる住まいにすべしと思うからです。
なぜなら、夏よりも冬は長くて、
光熱費もこの時期が一番かかります。
年間通して陽射しを抑えると、冬の電気代が上がってしまう
例えば、エコのために遮熱フィルムを貼れば、
夏は快適になって、電気代が抑えられます。
ですが、冬の陽射しも遮られ、冬は電気代が上がります。
「お金を出して遮熱フィルムに張り替えたはずなのに
冬だけでなくて 年間の光熱費も、逆に割高になった」
というケースが普通に起こってしまうのです。
もし、遮熱対策を検討しているお部屋の状況が
「夏は暑くて困るけど、冬は陽射しがポカポカ暖かくて快適 !」
なのであれば、窓ガラスでの遮熱対策は、
冬の暖かい陽射しを遮ってしまうため、オススメしません。
冬場のことも考えた遮熱対策が大切
また、家の中の急激な温度差がもたらす悪影響として
ヒートショックと呼ばれるものがあります。
ご年配の方がヒートショックで
亡くなられるのも冬の時期です。
ヒートショックが原因で亡くなられる人数は
交通事故よりも多いです。
以上の点から、窓工房では、
冬場のことも意識した遮熱対策をオススメしています。
次のページでは、
窓工房が特にお勧めしている
窓の外側で遮熱する方法について
解説させて頂きます。