引き違いタイプのプラマードUのミディアムオーク色を使用
プラマードUの上枠材を取り付ける様子
出窓に二重窓を取り付けさせていただきました。
採用させて頂いた窓はYKK AP製のプラマードUです。
色は木目調のミディアムオークです。なかなか人気のある色ですね。
出窓に取り付けさせていただきました。
手順を施工写真つきで詳しく解説していきます。
担当店舗 | 窓工房 本店 |
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施工地域 | 東京都 青梅市 S邸 |
施工時間 | 50分 |
内容 |
防音目的に二重窓の設置。全部で2窓の施行です。使用したサッシは、YKK AP製のプラマードU(ミディアムオーク色)。ガラスは、日本板硝子製の防音ガラス「ソノグラス」。 |
施工手順
1. まずは縦枠から取り付けます。
プラマードUに限らず、多くの二重窓は縦枠から取り付けます。
寸法出しした後、ネジで固定します。
防音効果を高めるためにも隙間なくきっちりと留めることが重要になってきます。
2. 縦枠の右側も同じように取り付けます。
右側の二重窓の枠も同じように固定します。
ネジで打ち付けること自体は難しいことではありません。
ただし、この位置がずれて固定してしまうと防音窓がガチッと閉めることができなくなります。
取り付ける位置にも気を使います。
3. プラマードUのミディアムオーク色です。
YKK AP製のプラマードUは、木目調の色も販売しています。
色の名前は、ミディアムオークです。
写真ではフラッシュが反射してしまって分かりにくいかもしれません。木目もきちんとついています。
納まりもこのような形になります。
4. プラマードUの下枠を取り付けます。
同じように、YKK AP製のプラマードUの下側の枠も固定します。ここがレールに当たる部分です。
この位置決めも大切な工程です。
たわんで取り付けてしまうと、鍵の掛かり具合にも影響がでたり、2枚の戸が擦れたりする可能性があるからです。
5. プラマードUの上枠を取り付ける。
YKK AP製のプラマードUの二重サッシ上枠を取り付けます。
左右どちらかの上側に引っ掛けます。
6. 反対側をしっかりとはめ込みます。
写真のようにプラマードUの枠は樹脂製のため多少しなります。
これは重要なところです。
これによって隙間無く隅々にギュッとしっかり埋め込むように施工できます。
防音目的での取り付けにおいて、隙間は大敵です。
7. プラマードUの上枠をネジで留めます。
枠がしなるということは、隙間を作らせない効果があります。
これがアルミ製ですとこのようにはいきません。
あとは同じ要領で上枠もビスで固定します。
8. ガラス戸をはめ込みます。
ガラス戸をはめ込みます。今回使用したガラスは日本板硝子製防音ガラスのソノグラスです。
9. 建付け調整をします。
鍵の閉まり具合、建て付け、戸の滑り具合など確認します。
10. プラマードU(ミディアムオーク色)を使用した二重窓の施工完成です。
YKK AP製のプラマードUの完成です。
冬場は結露・断熱対策でのご依頼が多いです。一年を通して多いのは防音目的ですね。
防音窓としての取り付けです。
施工にも気を使います。けれど、製品発注前の寸法出しにはそれ以上の神経を使います。
小さ過ぎれば防音性能に影響しますし、大き過ぎると納まらなくなります。
寸法だしの工程が大切なのは、この商品に限ったことではないですけどね。