厚さ12mmの防音ガラス「ソノグラス」を組み込みます。
プラストサッシの縦枠材を設置
東京都八王子市にお住まいのSさまより、ご依頼いただきました。
4枚建ての窓に二重窓を設置します。
サッシは、大信工業製のプラストサッシを使います。別名、内窓「プラスト」と言います。
ガラスは、日本板硝子製の防音ガラス「ソノグラス」、厚さ12mmのものを使いました。
プラストサッシ+防音ガラス「ソノグラス」12mmの組み合わせは、窓工房が提案する防音対策の中でも最高級のものとなります。
それでは、手順を施行写真つきで詳しく説明していきます。
施工例のはじまり、はじまりで~す。
担当店舗 | 窓工房 本店 |
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施工地域 | 東京都 八王子市 S邸 |
施工時間 | 2時間/1窓 |
内容 |
4枚建て窓に、二重窓の設置。 使用したサッシは、大信工業製のプラストサッシ(内窓「プラスト」)。ガラスは、日本板硝子製の防音ガラス「ソノグラス」、厚さは12mm。 目的は、遮音対策になります。 |
施工手順
1. 現在の窓の状態です。
こちらの窓に二重窓と呼ばれる、後付けタイプの防音窓を取り付けます。
採用したサッシは、大信工業製のプラストサッシ(内窓「プラスト」)です。
ガラスは、日本板硝子製の防音ガラス「ソノグラス」を使用します。
2. 手すりのスペースに、二重窓を設置します。
現在は、手すりがついています。
この手すりを取り外したスペースに、二重窓を設置します。
取り付けスペースになる赤ラインの木枠の幅は、60mm未満でした。
プラストサッシは、53mmタイプを採用します。
ちなみに、YKK AP製のプラマードの枠見込みは70mmです。
最低でも、70mm以上のスペースが必要になります。
3. 手すり本体を取り外します。
プラストサッシを取り付ける前に、手すりを取り外します。
この手すりがすんなり取り外せれば問題ありません。
4. 手すりの金具を取り外します。
手すり本体をすんなり取り外せました。
あとは金具のネジを緩めて取り外せばいいだけです。
5. プラストサッシの左縦枠材を取り付けます。
大信工業製のプラストサッシの左縦枠材を取り付けます。
6. プラストサッシの縦枠材をクギで固定します。
縦枠レールを平クギで固定します。
プラストサッシと他メーカーの製品との一番の違いは、左右の縦枠材、上枠材が二重構造になっているところです。
下枠レール以外は、枠を重ねて取り付けます。
これは隙間を無くすことが目的です。
遮音対策には隙間が大敵ですからね。
7. 同じように、プラストサッシの右縦枠材をセットします
同じように、プラストサッシの右側の縦枠材を取り付けて固定します。
8. プラストサッシの下枠レールを固定します。
プラストサッシの下枠レールをクギで固定します。
9. プラストサッシの上枠材を取り付けます。
プラストサッシの上部材を取り付けます。
10. プラストサッシの上枠材を固定する準備をします。
プラストサッシの上部材を固定する準備をします。
まずはキリで穴を開けます。
いきなり釘で打ちつけてもいいのですが、キリで開けてからの方が作業が楽ですね。
タッカーという建築用のホッチキスを使用して、いきなり打ち込む方法もあります。
11. プラストサッシの上枠材をクギで固定します。
キリで開けた穴に釘を打ちつけて固定すま。
ここの部分は見えなくなる部分です。釘で普通に打ち込んでも問題ありません。
12. プラストサッシの枠は二重構造です。
先ほどもお話しましたが、プラストサッシの下枠以外のレール枠は、二重構造になっています。
これはできる限り隙間をなくすことが目的です。
遮音対策には隙間が大敵なのです。
13. 二重構造の下レールが上レールに食い込んでいます。
写真に赤の点線が横に2本あります。
下のレール(本レール)が上のレールに食い込み、隙間がでにくい構造になっています。
左右の縦枠も同じような二重構造になっています。
14. プラストサッシのガラス戸を運びます。
プラストサッシのガラス戸を室内に運びます。
使用したガラスは、日本板硝子製の防音ガラス「ソノグラス」です。ガラスの厚みは12mmです。
窓工房が提案する遮音対策の中で、最高ランクの組合せです。
15. 取り付けたレールにガラス戸を吊り込みます。
取り付けたレールにガラス戸を吊り込みます。
ガラス戸は、あらかじめ工場で組み立てておきます。
プラストサッシの場合は、ガラス戸をはめ込んだあと、隙間が出にくいように上レールの高さを調整します。
16. ガラス戸の召し合わせ部に補助剤を取り付けます。
今回は、4枚建て引き違い窓を採用しています。
両開きの扉や障子などで、双方の扉の合わさる部分のことを、召し合わせ(めしあわせ)と言います。
中央の召し合わせ部には隙間が出にくいような工夫がされています。
補助材を取り付けます。
17. ガラス戸の建て付け調整をします。
ガラス戸の建て付け調整をします。
この作業も隙間を少なくするために大切な工程です。
18. 大信工業製のプラストサッシを使用した二重窓の取り付け完成です。
4枚建て二重窓の取り付け完成です。
使用したサッシは、大信工業製のプラストサッシ(内窓「プラスト」)です。
使用したガラスは、日本板硝子製の防音ガラス「ソノグラス」で、厚さ12mmのものを採用しています。
窓工房が提案する遮音対策の中でも最高級の組合せになります。